自衛隊が敵基地攻撃能力を保有? 考えられる方法は・・・

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自民党の安全保障調査会など合同部会が、「敵基地攻撃能力」の保有について、検討を急ぐよう政府に求める提言をまとめました。

「弾道ミサイル防衛に関する検討チーム」の座長・小野寺五典元防衛大臣は、

災害と同じくらい緊急性を持つという問題意識で、政府には速やかな対応を求めていきたい。

と述べています。

提言は、「北朝鮮の脅威が新たな段階に突入した」としたうえで、巡航ミサイルを念頭に置いた敵基地攻撃能力保有すべく、「直ちに検討を開始する」ことを政府に求めています。

小野寺座長は、先制攻撃にあたるかにについて、

日本政府は専守防衛という立場を取っている。誘導弾などによる攻撃が行われた場合を想定しての対応で、決して先制攻撃ではない。

としています。

また、提言では、北朝鮮による弾道ミサイルへの対処能力を強化するため、米国の最新鋭ミサイル防衛システム「THAAD(最終段階高高度地域防衛)」の配備や、地上配備型イージスシステム「イージス・アショア」の導入などについても、予算措置を急ぐよう求めています。

これまでのミサイル防衛は、「飛んで来たら撃ち落とす」という一つの方法しかなかったわけです。
もしくは、米軍が北朝鮮のミサイル発射基地を攻撃するのを期待するか。。。
米国だって、国益に沿わなければ、いくら日米同盟があっても、他国は攻撃しないでしょう。

「飛んで来たら撃ち落とす」という方法も、撃ち落とせなかったら意味がありません。

そういった意味では、「敵が飛ばす前に壊す」のが、手っ取り早いし、確実なのは、明白ですね。

しかし、このことで、70年以上戦争してこなかった日本が戦争に巻き込まれるリスクが高まることも、明白です。

最近、日本では「“戦争をしない”日本」を守ろうと主張する人が多いですね。
大事なのは「“戦争をしない”日本」を守ることじゃなくて、「日本」を守ることだと思います。

敵基地攻撃の方法

航空機による敵基地攻撃

航空機による敵基地攻撃の場合、
直接敵施設を攻撃する攻撃機(F-2、F-4EJ、将来的にはF-3もしくはF-35)
各航空機を管制する空中早期警戒管制機(AWACS)
航空機に給油をして長距離飛行を助ける空中給油機
妨害電波を発して敵レーダーを攪乱する電子戦機
これらの航空機を敵戦闘機から守る戦闘機(F-15)

これだけの航空機が一組になって、初めて敵地攻撃が可能になります。

一回の出動でケリをつけなくてはならないので、それなりの規模が必要になりそうです。

航空自衛隊では、F-4EJ改の後継としてF-35Aの導入を進めています。
F-35Aは通常離着陸型ですが、F-35には短距離離陸・垂直着陸のF-35Bもあります。
これを導入すれば、全通甲板型ヘリコプター搭載護衛艦(DDH)の「ひゅうが」「いせ」や「いずも」「かが」に艦載できなくはない。

護衛艦(DDH)で敵基地に接近し、艦載機で敵基地を攻撃する、というのも選択肢としてはありそうです。

ミサイルによる敵基地攻撃

敵の施設が詳細にわかっていれば、衛星利用測位システムを搭載した精密誘導兵器である巡航ミサイルや弾道ミサイルを用いて、個別に攻撃できますが、日本は巡航ミサイルも弾道ミサイルも、もってないです。
独自で開発するのは、時間も費用もかかります。
米国から買うという手もありますが、たぶん、売ってくれない。。。。

艦船による敵基地攻撃

護衛艦から巡航ミサイルを発射して敵基地を攻撃する方法です。
ただ、今の護衛艦にはもちろん、巡航ミサイルを発射できる装置がありません。
巡航ミサイル自体保有していないので、当然ですね。

これから建造される護衛艦に巡航ミサイルを搭載するのか???

潜水艦による敵基地攻撃

これも、潜水艦から巡航ミサイルを発射して敵基地を攻撃するのですが、
米国の潜水艦なら巡航ミサイルを発射できるけど、日本の潜水艦はそれを想定していないので、
巡航ミサイルを発射できる潜水艦の建造をまたなければ。。。

だけど、潜水艦から巡航ミサイルを発射する発想は、米軍が帝国海軍の潜水艦伊400を目の当たりにしたからと言われてますけど。
皮肉なもんですね。。。

地上部隊による敵基地攻撃

暗闇にまぎれ、特殊部隊がパラシュートで降下し、破壊目標の施設に爆破装置を設置し、ヘリコプターが部隊を回収したあとに、爆破。
なんて、映画みたいな作戦。
他国の軍隊ならできるのでしょうが、自衛隊ではちょっと。。。。

日本の場合、ミサイル発射の予兆があって、というか先制攻撃は法律的に無理なので、1・2発、日本の陸地、もしくは領海内に着弾して、初めて攻撃ができるので、それなりに緊急性が必要です。
地上部隊は日本にとっては現実的ではないですね。

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