【中国】次期駐日大使候補 孔鉉佑氏はどんな人? 経歴は?

2019年4月、中国政府が駐日大使を9年以上務めてきた程永華(チョンヨンホワ)氏を交代させる方針であることが報道されました。程氏は5月上旬にも帰国する予定だそうです。

一方、程氏の後任には、外務次官の孔鉉佑(コンシュワンユウ)氏が有力候補となっています。
孔氏は、2017年春にも一度、駐日大使候補に挙がっていますが、この時は程氏の異動が保留され、次官補だった孔氏は一年後に次官に昇格しています。

新しい駐日大使になるかもしれない孔鉉佑氏について、どんな人物だかまとめてみました。

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孔鉉佑氏の経歴

孔鉉佑氏は1959年生まれで、黒竜江省出身です。しかも、朝鮮族出身の外交官です。
上海外国語大学で日本語を専攻し、卒業後は中国外交部(外務省)に入りました。

1976~1979年、黒竜江省林業研究所の研究員として働いた後、上海外国語大学で日本語を専攻しました。(1979~1983年)
また、1983~85年には北京の外交学院で学び、1985年に中国外交部(外務省)に入省しました。
既婚者で、娘が一人いるそうです。

中国外交部(外務省)での経歴

1985~89年は駐大阪領事館で領事館員として働いていました。
1989~1995年、外務省アジア局三等書記官→副部長。
1995~99年、駐日大使館の二等書記官→一等書記官。
1999~2000年、外務省アジア局一等書記官→部長。
2000~02年、開封市(河南省東部)補佐官。
2002~03年、外務省政策研究局顧問。
2003~05年、外務省アジア局次長。
2005~11年、駐日大使館 参事官→公使。
2011~14年、駐ベトナム大使。
2014~15年、外務省アジア局長。
2015~18年、外務次官補。
2018年~、外務次官。

2017年8月には、武大偉氏の後任として朝鮮半島問題特別代表に就任しています。

翻訳したものなので、間違っている箇所もあるかもしれません。

孔鉉佑氏はどんな人物?

日本勤務約15年の「知日派」外交官

孔鉉佑氏は、中国外務省に入省後、すぐに駐大阪領事館勤務となりました。
そこで4年。
次に駐日大使館で4年。この間に二等書記官から一等書記官になります。
さらに6年後に駐日大使館勤務となったときには、公使などを務めています。
孔鉉佑氏の日本勤務は約15年にもなります。
途中で駐ベトナム大使にも就きますが、基本的には、駐日中国大使館と外務省アジア局を行ったり来たりして、外交官としてのキャリアを積み重ねてきました。
対日本外交のエキスパートと言ってもいいような人物です。

リアリスティックな発言

孔鉉佑氏の過去のインタビュー記事などを読むと、主観的な見方を排除し、非常にリアリスティックな発言をする印象があります。
また、過激な発言はせず、必要以上に相手国を刺激しない、外交官としてのたしなみは身につけているようです。
某隣国の外務大臣やら駐日大使とは、えらい違いです。