名古屋市港区福前 夫婦殺人・死体遺棄事件について 2019年3月

2019年3月に名古屋市港区福前で発生した、60代夫婦の殺人・死体遺棄事件について。

名古屋市港区福前夫婦殺人死体遺棄事件概要

事件の発覚

2019年3月13日、ある男性が取引先の米原達治さん夫婦と連絡が取れないと、愛知県警港署の交番に連絡。
同署は翌14日に、米原さんの息子とみられる男性に電話で連絡が取れ、息子は「22日午前に港署に行く」と約束したが、時間になっても息子は現れなかったため、同署員が22日夕、米原さん宅を訪問。施錠してあった1階の窓ガラスを割って中に入ったところ、1階の寝室で米原さん夫婦の遺体を発見した。

愛知県警は、殺人および死体遺棄事件として港署に捜査本部を設置した。

被害状況

殺害されていたのは、名古屋市港区福前の配送業・米原達治さん(68)とその妻・米原孝子さん(66)。
達治さんの胸などには複数の刺し傷があり、孝子さんには刺し傷と首に絞められた痕があった。

容疑者逮捕

2019年3月25日、捜査本部は米原さん夫婦の長男で無職の米原育隆(37)を死体遺棄容疑で逮捕した。
育隆容疑者は事件発覚後から姿をくらませていたが、22日に車で自宅を出たという情報があったため、車の足取りを追っていたところ、愛知県蟹江町のホテルで容疑者を発見、逮捕した。
容疑内容は、2019年1月25日ごろ、達治さんの遺体を自宅に遺棄したというもの。容疑者はこれを認めている。
また、夫婦の殺害についても、関与をほのめかす供述をしているという。

隠ぺい工作

育隆容疑者は事件発覚前に「(両親は)世界一周旅行に行っている」と説明していたという。
また、遺体の近くには大量の消臭剤が置かれており、事件発覚を遅らせる工作をしていたとみられる。

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