【航空自衛隊】F2戦闘機 これまでどんな事故が起こっていた?

2019年2月20日、航空自衛隊築城基地に所属するF2戦闘機1機が、訓練中に山口県沖の日本海上空で消息を絶ちました。捜索により乗員2名は発見され、救助されました。

F2戦闘機はこれまで比較的事故が少なかったように思えるのですが、昨年11月に同基地所属のF2戦闘機同士が接触事故を起こすなど、続けざまに事故が起こっているので気になります。

2000年10月に運用が開始されてから約18年。F2戦闘機にどんな事故が起こっていたのか、簡単にまとめてみました。

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F2戦闘機 墜落事故

2007年10月 名古屋飛行場にて

2007年10月31日、名古屋飛行場に隣接する三菱重工の工場において定期整備を行っていたF2戦闘機が、最終チェックのため離陸したところ、挙動が不安定になり、機首部分から滑走路に激突し、機体が炎上する事故が起きました。
三菱重工のテストパイロット2名は脱出しましたが、重傷を負いました。
原因は、配線の誤接続だということです。

2019年2月 山口県沖にて

2019年2月20日午前9時20分ごろ、航空自衛隊築城基地所属のF2戦闘機1機が、訓練のため山口県沖の日本海上空を飛行中、同基地から北東約130㎞の位置で消息を絶ちました。
航空自衛隊の救難機などが直ちに捜索を開始。午前10時10分ごろ、緊急脱出用のゴムボートに乗っている乗員2名を発見しました。2人は無事救助されました。
周辺の海面には大量の油膜が浮かんでおり、航空自衛隊は同機が墜落したと断定しました。
同機は午前8時50分ごろ、3機で同基地を飛び立ち、訓練飛行をしていたということです。

F2戦闘機 接触事故

2018年11月 九州西方沖にて

2018年11月2日午後、航空自衛隊築城基地所属のF2戦闘機2機が、九州西方沖で訓練飛行中に接触する事故がありました。2機は同基地に緊急着陸しました。
機体の一部が破損しましたが、乗員にケガなどはありませんでした。
1機は尾翼が破損、もう1機はミサイルランチャーなどが破損したということです。
F2戦闘機2機は午後2時55分ごろ、同基地を離陸。同基地から約200㎞西方の空域で戦闘訓練を実施していました。午後3時55分ごろ、訓練が終わりお互いの機体を目視で確認している最中に接触したということです。
機体やシステムに異常は確認されていないため、原因は人的な操縦ミスである可能性が高いということです。

F2戦闘機 その他の事故

2008年1月 青森県沖にて 操縦桿が折れる

2008年1月21日、航空自衛隊三沢基地所属のF2戦闘機1機が、青森県三沢市沖で訓練飛行中、操縦桿が折れるトラブルがありました。 パイロットは、折れた操縦桿のグリップ部分を元に戻し、付け根を押さえながら操縦を続け、無事に同基地に帰還したということです。


航空自衛隊 築城基地

AIR BASE (Tsuiki A.B.)