護衛艦「いずも」出港 「米艦防護」は“ついで”の実績作り

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2017年5月1日、護衛艦「いずも」が、海上自衛隊初の「米艦防護」のため横須賀港を出港しました。

護衛艦「いずも」は1日夕以降、房総半島沖で米海軍太平洋艦隊所属の補給艦と合流し、四国沖までの数日間、同艦と共に航行し、周辺の警戒・監視を務めるということです。

「いずも」はその後、5月15日に予定されているシンガポール海軍主催国際観艦式に参加するため、護衛艦「さざなみ」とともに、シンガポール周辺海域まで航行します。
国際観艦式にあわせて多国間洋上訓練も実施されるので、それにも参加するということです。

今回の米艦防護は、房総半島沖から四国沖と、極めて安全な海域だし、万が一北朝鮮の対艦弾道ミサイルが発射されたとしても、「いずも」には弾道ミサイル迎撃能力はないですし、なんの力にもならない。

「いずも」がシンガポールに行くし、ついでに米補給艦と同行して「米艦防護」ということにしとけば、海自の実績にもなるし、北朝鮮や中国への牽制になるし、「一石二鳥じゃん」ということなんでしょうね。

米艦防護

米艦防護(米軍等の武器等防護)は、2015年に国会で可決された安全保障関連法で、改正された自衛隊法に新設された規定です。
平時もしくはグレーゾーン事態(有事ではないが警察庁・海上保安庁だけでは対処できない恐れがある事態)で、日本の防衛のため活動している他国の部隊(ほぼ米軍のこと)の武器を防護するためには、自衛隊が最小限の武器を使用できるという規定です。

護衛艦いずも

ヘリコプター搭載護衛艦(DDH)いずも型護衛艦の1番艦です。(2番艦は2017年3月に就役した「かが」)
基準排水量は19,500トン。全長248.0メートル、全幅38.0メートル。最大速力30ノット。

第1護衛隊群第1護衛隊(横須賀)所属。艦長は甲斐義博一等海佐。

全通甲板型のヘリコプター搭載護衛艦で、海自では「護衛艦」としていますが、他国の海軍では「ヘリ空母」に分類されています。

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